子供のころ学校の帰り道にたくさんあった「ざくろ」
寄り道しながら帰ってた通学路は今大人の足で歩くと15分程で帰り着きますが、小学生だったあの頃は1時間以上かけて帰ってたような記憶があります。
今よりずっと平和でおおらかな時代に小学生だった帰り道は道端の「ざくろ」や「いちじく」を食べながらよそ様の塀に昇ったり川に入り靴をビショビショにしながら毎日帰ってた楽しい思い出がいっぱいです。
昔はよく見かけたざくろですが暫く食べた記憶が無いし、道端にもあまり見かけなくなりましたね。
ちょっとグロテスクな画像になってしまいました((+_+))すみません
十数年前ざくろは女性ホルモンを補ってくれる更年期世代の強い味方などと聞いたことがあり本当にそうなのか調べてみました。
ザクロ科ザクロ属の落葉樹です。
原産地は中近東という説が有力です。
海外ではざくろの果汁や果肉を、ジュースやさまざまな料理に使っています。赤いグレナデンシロップはカクテルに良く使われていて今はその他の果物や香料などで人工的に作られていますが、元々はざくろの果汁からつくられたものです。
漢方ではざくろの根の皮(石榴根)と樹皮(石榴皮)が、整腸や駆虫などに使われました。
ざくろに含まれる主な栄養成分と効能は
*カリウムが多く含まれているため体内の余分な塩分を排出してくれるためむくみに効果的です。
*ビタミンB.C.葉酸などのミネラル成分も豊富でクエン酸などの酸も多いため疲労回復効果が期待できます。
*赤い果汁にはアントシアニンやタンニンなどのポリフェノールも含まれているので抗酸化作用があります。
そして残念なことに色々調べると以前言われていた「女性ホルモンの働きを助けるエストロゲンが含まれていて更年期障害を軽くしたり豊胸効果がある」というのは間違いだったようです。
でも、むくまないよう塩分を排出したり抗酸化作用があったり女性には嬉しいことがあるざくろはしっかり食べようと思います!
ざくろは色の赤いものの方が味も美味しく栄養効果も高いようです。
季節の食べ物は身体に必要なものがたくさん詰まっていますのでぜひ食べてみて下さい。