はりきゅう処 群青

症例紹介

食べるとすぐにお腹が痛くなる

来院
2025年 1月
患者
20代 女性
主訴

時間を問わず食べ物を食べるとすぐにお腹が痛くなり下痢をする

子供のころからお腹が痛くなることはあったが便秘で出ないよりイイかなぐらいの認識で特に気を付けてることもなかった

学校を卒業し飲食店で勤めるようになったころから下痢する回数も多くなり症状が悪化したように思う

思い切って病院に行ったところ過敏性腸症候群と診断された

処方された薬を3か月ほど飲んでいる

薬を飲みだしてから下痢をする回数は減ってきたように思うがもっとしっかり改善したいと思っている

仕事が飲食店勤務でシフト制のため時間が不規則なのが悩みで食事の改善も出来るだけやってはいるつもりだが出来ていないことの方が多い

 

施術

お腹の触診をして硬さや冷たさをなくしお腹を柔らかくする

食生活の改善も無理のない範囲で少しづつ行う

【治療1回目】
体温も35℃台と低く体全体が冷たく冷えていた

全身の代謝を上げるようお灸を多めに足を中心に鍼もした

【治療2~4回目】~1週間後~
お腹を触診すると硬さも冷えもまだまだあるが、下痢をする回数は少し減ってきている

引き続き体温を上げるよう調整した

【治療5~6回目】~2週間後~
朝の体温が3度ほど上がってきた

手は冷たいが足先の冷えが緩和されつつある

前回と同様の治療に加え頭や背中の鍼も追加した

【治療7回目】~2週間後~
外食の時以外は下痢をしなくなった

少し間隔を開け様子を見ることにした

 

治療後

外食の日は少しお腹が張る日もありますがほぼ問題なく過ごせています

毎日あずきカイロでお腹や腰を温めることは続けています

その他

お話を聞く中で、好き嫌いが多く偏った食生活だったという事に気付きました

苦手な野菜を積極的に摂ってはくださってましたがほとんど生野菜のみだったり、温かい食べ物が嫌いで冷たい飲み物をいつも飲んでいたりしたのもお腹が痛くなる原因でした

仕事が夜遅くに終わる日もあり遅い時間にお酒や刺激の強いモノを食べることも日常になっていました

会話をすることで自分の生活の癖を見ることができましたので、これから少しづつ改善できることから挑戦していきますと言われてました

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