はりきゅう処 群青

症例紹介

車の運転が怖い

来院
2024年 9月
患者
40代 男性
主訴

だんだんと車の運転が怖くなってきた

昔から車は大好きで、運転するのはもちろんオイルやタイヤの交換も自分でしてきた

以前は営業職で1日中車に乗っていたが今は役職が付き内勤になり仕事中は車に乗れなくなり、休みの日にドライブに行くのが楽しみだった

1年前ぐらいから何となく車に乗っても以前のように楽しくない時があった

特に気にせず年を取ったから車熱も少し冷めたのかと思っていた

だんだん車に乗るのが億劫になり休みの日も車に乗らない日が増えてきた

仕事終わりに家族から送迎を頼まれ深夜に車で1時間の距離に出かけたが運転中怖い気持ちが強くなり帰り道は家族に運転を代わってもらった

その日から夜の運転は動悸と不安感が強くなりできなくなった

昼間も今のところは運転しているが急に良く分からない不安感が押し寄せてきて出来るだけ運転しないようにしている

以前のように楽しくドライブしたい

 

施術

よくよく話を聞くと以前運転中に動物が飛び出してきてぶつかることは無かったが急ブレーキを踏みしばらく手が震えたことがあった

たぶんその後ぐらいから運転に違和感が湧き始めたのではないかと思い当たった

不安感を切り替えることが難しくなってきているためリラックスできる状態を作り出す

【治療1回目】
お腹の状態を触診する

肋骨の周りに硬く抑えると痛い場所があり緩める目的で足と手に鍼をした

頭皮も硬かったため頭にも鍼をした

【治療2回~4回目】1週間後
お腹の硬さが少しずつ減ってきた

今まで気にしていなかったがお腹が緩ると背中の凝りを感じる

【治療5~8回目】2週間後
お腹の硬さはなくなった

昼間の運転は問題なく出来るが夜は自信がなくまだしていない

今までと同様の治療をした

【治療9回目】2週間後
夜の運転もしてみた

何となく不安な気もしたが一人で運転できた

背中の凝りも気にならなくなったため1か月後にメンテナンスの予約を入れ治療を終了した

治療後

恐怖に感じたことがきっかけで不安感がトラウマのように起こりました

身体の緊張を少しずつ緩めていくと心の緊張も同時に緩まりました

その他

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