- 来院
- 2024年 9月
- 患者
- 50代 女性
- 主訴
閉経してから夜寝ようと布団に入ると動悸がして眠れない
1年前に閉経した
閉経する半年前あたりから汗をかくことが多くなりホットフラッシュなのではと婦人科を受診すると女性ホルモンが少なくなっていると貼るホルモン剤を処方された
その後頭痛やめまいが起こることも時々あり漢方薬も処方してもらい飲み続けている
症状は良くなったり悪くなったりの繰り返しだったが更年期障害だからこんなものだししょうがないと思ってきた
その症状に加え2か月前から夜寝る前に動悸がして眠れなくなった
胸がザワザワしてドクドクと動悸がする
心電図を取ったりと検査もしたが異常は無く更年期障害のせいなのでは?と言われた
婦人科で相談し薬を増やしてもらったが動悸は収まらず、今日も動悸がして眠れないかも?と思うと夜が来るのが怖くなり余計に眠れなくなってる気がする
- 施術
女性ホルモンが低下すると起こる更年期障害の症状に動悸を訴える方は多くいらっしゃいます
動悸が起こるのではと思うことも眠れなくなっている1因ではあると思うのでまずは自律神経のバランスを整え不眠を調整することから始めます
【治療1回目】
お腹が硬く冷たかったためお腹を柔らかくするよう手足と頭に鍼をして緩めお腹と仙骨にお灸をした【治療2回目】1週間後
動悸はしない日もあったが眠れないのは変わらず同様の治療をした
【治療3~5回目】1週間後
動悸はしなくなった睡眠は時々眠れない時や途中起きるときもあるが8割がた眠れるようになった
同様の治療に加え女性ホルモンのバランス調整もした
【治療6回目】1週間後
動悸はしていない不安感が少なくなり睡眠もとれている
頭痛とめまいは収まったが汗はまだ少し多い気はする
- 治療後
体調を見ながら月に1回のペースで継続予定です
- その他