- 来院
- 2024年 1月
- 患者
- 30代 女性
- 主訴
毎食後お腹が痛くなり下痢をする
お腹は痛い時と痛くない時があり弁の状態も下痢状に水っぽい時ばかりではなく柔らかい時もあるが固形状のものが出ることは無い
1度排便するとスッキリしお腹の痛みもなくなるため便秘するよりはよいかなと考えていた
最近もお腹の症状に変化はないが肛門の灼熱感が常にあり排便後肛門痛が出るようになった
肛門痛をネットで検索したところ下痢症状の多い人に出る症状だと読んで痔になると困ると病院を受診したところ「過敏性腸症候群(IBS)」と診断され漢方薬の桂枝加芍薬湯と肛門痛の軟膏を処方してもらい1か月になる
肛門痛はすぐに改善し下痢症状も少し良くなった気がする
肛門痛が再発しないためにもきちんと下痢の症状を直したい
- 施術
お腹を触診すると硬くて冷たいところがあるためお腹にお灸と手足の張りで改善していく
【治療1回目】
下腹部にでこぼことした硬さがありへそ下に冷たさを感じるためひざ下に鍼をしへそ下に塩灸をしたお腹の硬さが少し緩んだのを確認し終了
【治療2回目】
前回後から便に少し硬さが出てきたお腹が痛くならない時も増えてはきたが毎食後の排便は変わらずある
前回同様の治療をした
【治療3~6回目】
食後に排便しない時も増えてきた前回と同様の治療をした
【治療7回目】
4日前会社の飲み会で久しぶりにお酒を飲んだら次の日時は下痢になったがその他の日は下痢をしていない【治療8~9回目】
排便は1日に2回になった特に食後というわけではなく下痢もしていない
以降は月に1回程度のメンテナンスで様子を見ます
- 治療後
外食や飲酒をすると調子を崩すこともあるが調子はよい
- その他
最初は冷たいものを控えるところから始めました
外食も多く麺類と甘味が過多でしたので食事のアドバイスもしています