はりきゅう処 群青

症例紹介

子供のころからお腹の調子が悪い

来院
2021年12月
患者
30代 男性
主訴

子供の頃からすぐにお腹を壊す子供だった。

特に、テストの前や遠足や運動会など行事が恐怖とともに記憶に残っている。

大学受験の時は1か月前から病院にかかり薬を飲んでいたらひどい便秘になり、それが原因で痔になり手術した。

痔になった事で薬を飲むのが怖くなり食事や運動などいろいろ試したが特に効果はなく足もみや腸セラピーなどの民間療法も試している。

友人に勧められ漢方薬を飲み始め漢方薬局の薬剤師さんに鍼が良いのでは?と勧められ来院された。

施術

【通院回数】13回

【通院間隔】週1回~月1回

【治療】

便秘と下痢を繰り返すがどちらかと言えば下痢をする頻度の方が多い

固形の便が出た事は無く腹痛がなくとも柔らかい便である

排便に問題があるときや胃腸の状態が気になるときはほとんどお腹の硬さを確認し硬いところや冷たいとこるがあればそこを改善させるため主に手足に鍼をして行きます。

暖かくふんわりとした搗き立てのお餅のようなお腹を目指して施術していきます。

お臍周りが極端に冷たかったため臍上に塩灸をして温めた。

初回から5回目までは週に1度の来院で週に2度ほど下痢をする程度になり便秘はしなくなった。

6回目から13回目までは調子のよい日が続き仕事が忙しく残業が深夜までになるとガスが溜まりゴロゴロし始めその時に予約いただいた。

その後は便秘と下痢を繰り返すような症状は治まっている。

 

治療後

現在メンテナンスのため月に1度来院されているがお腹の調子は良好である。

その他

便秘と下痢を繰り返す過敏性腸症候群(IBS)と言われる症状に悩まされている方はとても多くいらっしゃいます。

子供の頃からのお付き合いのため「そんなものだ」と思われてる方が多いです。

鍼灸治療で改善できる症状もありますので是非1度ご相談いただきたいです。

 

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