はりきゅう処 群青

症例紹介

寝る前にいつも考え事をしてしまい寝付けない

来院
2021年 4月
患者
40代 女性
主訴

1年前から自営業を始めた。

コロナ禍と重なりうまくいっているとは言い難いが経営は継続できている。

そのころから眠りは浅く感じていたが半年前から寝る前に仕事のことを考える癖が付いてしまいなかなか眠りに入ることができない。

それでも最初のころは気が付いたら眠っていたが最近では朝まで寝られない日がたまにあり、寝る前に今日も寝られなかったらどうしようと不安に思い余計に眠れない。

睡眠薬を飲むことも考えたがどうしても薬に頼りたくないので鍼灸を考えた。

施術

頭皮の硬さとまぶたの痙攣がある。

ご本人は自覚していなかったがかみしめも強いように思われる。

背中の張りと胃の不快感があった。

【通院回数】10回

【通院間隔】1週間に1度

【施術】身体のみの治療と美容鍼灸とを交互に行った。

かみしめが強いために首や頭皮の凝りが出ていると思い顎の治療を最初に行った。

不規則な食生活と過剰なダイエットのため胃の痛みやむかつきがありそのせいで背中の張りが強く睡眠の妨げになっているいるので胃腸の状態も整えた。

美容鍼の中で行うヘッドスパがお気に入りで頭皮を緩めた日はよりよく眠れるとのことでヘッドスパに重点を置いたコースに調整した。

 

治療後

回数を重ねるごとに眠りの質が良くなったと言われていました。

自営業の業績は良くはなっていないため気持ちの波はまだまだ大きく眠りにくい日もありますがあまり考えこまないようにはなりました。

今まで気になっていなかった手足の冷えも無くなり、不順だった生理もきちんと来るようになったのがうれしいと言ってくださいました。

 

その他

急に環境が変わり不安が大きくなり眠れなくなったようですが、心の負担だけでなく眠れない理由は眠る姿勢にもありますので体の緊張を緩めると眠りやすくなります。

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