- 来院
- 2020年 1月
- 患者
- 50代 女性
- 主訴
3年前から毎月きちんと来ていた生理が不順になり3カ月飛んだり月に2回来たりとなってきた。
その頃から時々身体のダルさを感じ始め年齢的にも更年期障害かも?と思い婦人科を受診したところ女性ホルモンの値が下がっていると言われ薬を処方された。
薬を飲み始めると症状は少し軽くなったが、最近急に体がほてりだし汗が出始めると止まらなくなり、暑いのと汗が気持ち悪いのとで夜何度も目が覚めてしまう。
- 施術
【治療1回目】
首から上は暑いがお腹や足元は冷えていたため頭の熱を足元に下げるようお腹と足にお灸をした。肩や首のコリも強かったので鍼で緩めた。
【治療2回目】~1週間後~
汗が出る回数は少し減ってきた。お腹と足先の冷えはあるが肩こりは楽になった。
前回と同様の治療をした。
【治療3回目】~1週間後~
夜間の汗が出なくなったのでしっかり眠れるようになった。【治療4回目】~1週間後~
汗が出る時もあるが気持ちがかなり落ち着き、睡眠は問題なく取れる。【治療5回目】~2週間後~
肩こりは感じなくなり汗もたまに出る程度になった。【治療6回目】~1か月後~
汗もたまに出るが生活には支障が無くなったため治療を終了した。- 治療後
月に1度のペースで治療は継続する予定です。
- その他
更年期の期間は閉経前後5年と言われています。
時期も症状も人それぞれで大きく違いますが鍼灸で症状を緩和することが出来ますので是非1度お試しいただきたいです。