- 来院
- 2020年 1月
- 患者
- 60代 男性
- 主訴
仕事で車の運転をしている。
腕の疲れや首肩こりは常に感じていたがたまにマッサージに行くぐらいで特に何もしていなかった。
2カ月ほど前から右腕が動かしずらくなりハンドルを握ると痛みがひどくなってきて、ハンドルより上には上がらなくなる。
その内、腕を下げた状態でも痺れてくるようになり整形外科を受診すると五十肩だと言われ湿布と痛み止めを処方された。
- 施術
右腕の動きを確認すると、前からは水平まで横からは水平までも挙がらない。
顔を洗うのは出来るが頭は自分で洗えない状態。
車の運転時後ろを振り向くと首が痛いため身体ごと捻って後ろを確認している。
【治療1回目】
肩関節の動きを出すため足首と腰を調節し、首の回旋を阻害している背中を緩めた。腕の痛みと痺れはあるが前からは腕が上がるようになり、首も後ろを向けるようになった。
【治療2回目】~2日後~
運転時アクセルを踏む動作で足が上がりずらいと言われそれをヒントにふくらはぎと股関節を調整したところ腕が上がりやすくなった。【治療3回目】~5日後~
腕は少しずつ上がりが良くなってきたが痛みはまだある。腕の痺れの原因が首にあると思い首の緊張を観察し緩めた。
【治療4回~6回目】~1週間おき~
腕の痺れと首の動きの制限は無くなった。腕は全方向から上がるものの違和感はまだあり長時間運転するとダルさは出てくる。
仙骨を中心に腰回りを調整した。
【治療7回目】~2週間後~
腕も首も問題なく動くようになったため治療を終了した。- 治療後
仕事が車の運転のため腕の緊張は出やすい。
痛みやダルさが気になれば早めに治療していただくようご案内してます。
- その他
1日中運転した後身体をほぐす何か(運動やストレッチ)をする習慣をつけていただくと疲れを翌日に持ち込まず仕事を続けられると思います。
湯舟に浸かり体が温まった状態でのストレッチな土がおススメです。