はりきゅう処 群青

症例紹介

前屈みになると痛む腰痛と足の痺れ

来院
2019年 10月
患者
70代 男性
主訴

元々腰痛はあり月に1度整体へ通っておりぎっくり腰も何度かした。

1か月前、朝起き上がる時に腰が痛く暫く起き上がれなかった。いつもは腰が痛くなってもしばらくすると楽になるのに2~3日しても痛みは変わらず前屈みになると激痛がして身体を伸ばして眠れないためリクライニングの椅子で寝ているが、痛みで何度か目が覚める。

整形外科を受診し、MRI・CT・レントゲンの検査をすると腰椎の脊柱管狭窄症とすべり症と診断された。

痛み止めと湿布を処方され経過観察と言われた。

1か月経つが痛みが変わらないため家族に紹介され来院された。

施術

身体を前に傾けると左腰の痛みが強くなり右足を上げると左の腰から臀部・ふとももにかけて痺れが強くなる。

【治療1回目】
狭窄している腰骨の周りの緊張を緩め左の股関節の動きを調整するため足の甲と膝に鍼をした。

前屈はやや出来るようになったが足の痺れは変わらない。

【治療2回目】~1週間後~
腰に痛みは有るが立ってズボンが履けるようになったが痺れはある。

前回と同様の治療を行った。

【治療3回目】~1週間後~
ズボンを履く、靴下を履く動作がスムーズにでき、脚の痺れは軽減してきている。

前回と同様の治療を行った。

【治療4回目】~1週間後~
足を延ばして眠れるようになり夜中に痛みで目が覚めることは無くなった。
昨日、少し畑仕事をしたが痛みは出なかった。
足の痺れは太ももの後ろに残っている。

お腹の硬さがあり該当する脚に鍼をして緩めた。

太ももの裏の痺れに腰に鍼をした。

【治療5回目】~2週間後~
朝起きた時腰に違和感を感じる時があるが動いていると無くなる。

鼠径部が硬く感じる。

腰と臀部を緩め足の甲の硬さを取り左右のバランスを調整した。

 

 

 

治療後

1日の終わりに重だるさを感じることもあるが痛みは無くなり、最初できなかった前屈も問題なくできるようになった。

その他

趣味のゴルフを再開しようと嬉しそうでした。

狭窄やすべり症は変わらずあるためサポーター等に頼りながら少しづつ始めていただきたいです。

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