はりきゅう処 群青

症例紹介

気持ちがふさいで外に出たくない

来院
2019年 5月
患者
70代 女性
主訴

趣味が沢山あり週に5日は予定が詰まっていた。

絵や手芸、ヨガに体操に出かけ人と話をするのが大好きでしたが最近外出するのが億劫になり習い事もすべてお休みしたりやめたりした。

身体も動くし痛いところもないが朝起きた時から憂鬱な気分になり家にこもっている。

心配した友人が訪ねて来てくれたが会いたくなく居留守を使ってしまった。

寝る前に考え事をしてしまい寝つきが悪く、ご飯を食べても味がしない。

施術

70歳を過ぎても身体は柔らかくペタンと前屈出来ていたが最近は出来ていない。

背中から腰までの筋肉が緊張しており硬くなっていた。緩ませる目的で頭と手の甲と膝に鍼をすると柔らかく前屈出来るようになった。

腕と足にお灸をして終了した。

【治療2回目】~2週間後~
治療後4日ほどはよく眠れた。

前回と同様の治療をした。

【治療3回目】~2週間後~
たまに寝つきが悪い日もあるが眠れるようになり、ご飯の味は少し感じるような気がするが食欲はあまりない。

前回と同様の治療に加え背中にお灸をした。

【治療4回目】~2週間後~
友人に誘われ食事に出かけた。
あまり乗り気では無かったが食事は美味しく感じ、ヨガも再開した。

【治療5回目】~2週間後~
まだ気分にムラはあるが普通に外出できている。

 

治療後

食事も美味しく睡眠も良く取れるようになりました。

習い事は再開せず1度やめてまたやりたくなったら始めますと言われてます。

お灸がとても気に入ってくださったようで治療も継続的に続けていきます。

その他

とても元気な方ですが、昔と同じように動き出かけなければと無理をしていたようでした。

これからは無理をせずやりたいことだけやっていきますと言われてました。

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