はりきゅう処 群青

症例紹介

首から腕まで全部痛い

来院
2018年 11月
患者
50代 女性
主訴

仕事で重たいものを良く持つ。

1年半ほど前から首から肩腕にかけて痛い。

手を伸ばしてモノを持つ時や肘を曲げる時は親指側の腕全体と肘(特に左側)が痛くてモノが持てない。

常に首と肩は痛いが頭を動かすと痛みが増してくる。右側は肩甲骨辺りまで痛い。

施術

腕と肘は左側に痛みが強いため左側の背中を触診すると緊張してる個所を発見したので鍼をすると腕の痛みが無くなった。

2番目に緊張している箇所にも鍼をすると肘を動かしても痛くなくなり、同時に右の肘の痛みも無くなった。

首と肩の緊張が強いため全体を緩める目的でふくらはぎと仙骨に鍼をして終了した。

【治療2回目】~1週間後~
腕と肘の痛みは治療後3日ほどは無かったがまた痛みが出てきた。

前回と同様の治療に頭の鍼と腕のお灸をプラスした。

【治療3回目】~1週間後~
首と肩の痛みと腕の痛みは無くなった。

肘は右はほとんど気にならないが左は少し痛みが残るため、左側の背中を丁寧にさがし硬結を緩めると肘の痛みは無くなった。

首を前後に倒すと右の肩甲骨と鎖骨の下が痛くなる。手と足の甲に鍼をして緩めた。

【治療4回目】~1週間後~
右の肩甲骨と鎖骨の痛みのみが残る。

背中と手と足の甲に鍼をして終了しました。

治療後

仕事終わりには少し痛みが出る時もあるが次の日には痛みが残っていないとのことで治療を終了しました。

その他

毎日重たいものを持っており,忙しくなると手の力だけで持ってしまっていた。

腕を動かすには必ず肩甲骨が一緒に動くため背中の緊張が重なり負担が大きくなっていたのが原因の痛みでした。

日ごろの仕事中の動作を一緒に確認できたことにより原因の場所を早く見つけられたため痛みを取り除くことが出来ました。

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