- 来院
- 2018年 11月
- 患者
- 40代 女性
- 主訴
15年来の肩こりで特に右が痛い。
趣味でパソコンを使っているが5時間ほど休憩なしで没頭することもしばしばある。
1週間前から右の小指側に痺れがあり肩から小指にかけてずっと痺れている。
- 施術
特に右側の小指と薬指が痺れている。
痺れがある指に対応する背中を確認すると顕著な緊張が見られたため背中に鍼をした。
痺れは少し和らいだがまだ残っているため肩甲骨周りを確認し緊張している場所1ヶ所に鍼をすると痺れが半分ほどになった。
首と背中の張りが強いため全体を緩める目的で仙骨に鍼をした。
痛む場所が首の前側に限定されたため手の甲に鍼をして終了した。
【治療2回目】~1週間後~
手のしびれは無くなったが、肩こりと腰のダルさを感じる。肩甲骨の内側に痛みがあったため肘と手の甲に鍼をして緩ませた。
腰は前屈も後屈も痛みがあるため膝回りとお尻に鍼をすると楽になった。
足を上げる動作で違和感があり股関節の調整をするため足の甲に鍼をした。
痺れ痛み共に無くなったため終了としました。
- 治療後
手の痺れが1度の鍼治療で改善された症例でした。
痺れの原因は手にないことが多いです。
長い時間とってる姿勢に注目すると原因がわかることがあります。
- その他
楽しいことは時間を忘れて没頭しがちですが、同じ姿勢を続けるのは良くないですね。
椅子とパソコンの位置関係は大事なポイントですので是非1度見直してみて下さい。