はりきゅう処 群青

症例紹介

外出すると顔からの汗が止まらない

来院
2018年 8月
患者
50代 女性
主訴

1年前から汗の量が増えた。

特に仕事中は顔から汗が落ちて周りの人に心配され恥ずかしくて勤務時間を減らしてもらった。

自宅ではそれほどでもなく、仕事場や外食の時に汗が多い。

夏場は汗をかきすぎて倒れたこともある。

こんな状態がいつまで続くのか考えると不安で夜も良く眠れない。

施術

触診するため頭や首を触ると汗が多くなり首から上に熱感がある。

手足の先は熱いがふくらはぎと足首が冷たい。

自覚は無いが肩に緊張したところがみられる。

頭に上った熱を下げるためふくらはぎに鍼をすると肩の緊張が取れました。

お腹を触診し緊張があったため足首と手の甲に鍼をすると冷たかったふくらはぎと足首が温かくなりました。

背中の張りが残っていたので頭と腰に鍼をして終了しました。

【治療2回目】~1週間後~
汗の量はあまり変化を感じないが夜はよく眠れるようになった。

前回と同様の治療をしました。

【治療3回~7回目】~1週間おき~
治療3回目終了後から少しずつ汗の量が減ってきた。

気付いてなかった肩こりも無くなり体の軽さは実感でき、夜の睡眠が良く取れる。

前回と同様の治療をしました。

治療後

現在、間隔をあけながら治療継続中です。

倒れるほどの汗は出なくなり外出もできるようになりました。

その他

顔からの汗は周りの人に心配されるほどに余計に汗が出るという悪循環があります。

気を使いすぎる性格で周りの目も気になって仕事に行くのが辛かったようですが、今は汗は少し出るもののあまり気にならなくなり仕事も通常勤務に戻っています。

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