症例紹介

朝起きた時が1番ダルさを感じ、仕事中は気にならない。

息が上手く吸えないような感覚があり長く動いていると息切れがする。心臓に問題があるのかもと検査したが異常はなかった。

仕事にはいつもストレスを感じている。

以前肩こりで治療を受けたことを思い出し来院いただいた。

息が吸えないと感じるのは横隔膜の動きに原因があるのではと思い背中を確認すると緊張している場所があり肘のツボに鍼をすると少し呼吸が楽になりました。

背骨の緊張を取るため背中に鍼をし、首にも緊張している場所があったため腰に鍼をしました。

首の前側に違和感が残っているとのことで足の甲に鍼をして終了しました。

【治療2回目】～2週間後～
息切れはしなくなった。

ダルさも少し減ったがまだ残っている。

身体全体の調節を目的に頭と膝に鍼をしました。

背中の緊張は取れていましたが首は緊張している箇所があり腰と手の甲に鍼をすると顎のかみしめが取れました。

【治療3回目】～3週間後～
ダルイ日もあるがほぼ気にならない。

頭と膝に鍼をして、背中の緊張をとるため手の甲に鍼をして終了しました。

ダルさもほとんど無くなり息切れは全くしなくなったので治療を終了しました。

自分では全く気付いていませんでしたが、ストレスでかみしめが強くなっていたのも呼吸が浅くなっていた原因でした。

息切れがする原因も様々で臓器の疾患の場合はまず病院での治療が優先ですが呼吸筋のコリである場合は鍼はとても有効です。