はりきゅう処 群青

症例紹介

気持ちがふさぎ食欲が無い

来院
2018年5月
患者
60代 女性
主訴

若いころから気持ちの波が大きく理由もなくふさぎ込む時があった。

最近また特に理由もないのに気持ちがふさぎ食欲が無い。家族が心配するので一緒に食べてはいるが砂を噛むようで味がしない。

食べたものを戻したりお腹が痛くなって下痢をすることは無い。

以前治療にいらしてたご主人が心配して一緒に来院された。

施術

肩こりの自覚はないが肩甲骨に顕著に硬くなっているところがあり仙骨に鍼をすると柔らかくなり息が気持ちよく吸えると言われました。

首の前側の硬さを取るために手と足の甲に鍼をしました。

お腹を触診すると、触られるだけで気持ち悪く数カ所硬くなってるところがあり腕と膝回りに鍼をしてお臍の上に塩灸をしました。

【治療2回目】~2日後~
前回の治療後は気持ちがとても楽になった気がするとのことで2日後に来院され、前回と同様の治療をしました。

【治療3回~5回目】~1週間後~
食欲は相変わらず無いが味覚は少し出てきたようです。前回と同様の治療を行いました。

【治療6回目】~1か月後~
食欲はあまりないが普通に食べれるようになっている。気持ちも平常でふさぎ込むことはないが暫く治療が空いてくると不安に感じ来院されました。
肩の凝りもなくお腹を触っても気持ち悪いところはありませんでしたが硬くなっていたところがあり対応する足のツボに鍼をして緩めました。背中と手の甲、足首にお灸をして終了しました。

治療後

調子が悪くならないうちに定期的に来ますと言われてましたので引き続き様子を見ていきます。

その他

自分にしかわからない気持ちの落ち込みも、気付いてないコリを緩めることで楽になる事もあります。

食欲が無くなったりや味覚の変化が小さなサインかもしれません。

早めにご相談ください。

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