- 来院
- 2018年5月
- 患者
- 20代 女性
- 主訴
2週間前から吐き気があり同時にめまいも続いている。何か食べると吐いてしまうため固形物はほぼ食べていない。
病院で検査すると胃腸炎と言われ点滴を3日間続けて内服薬も飲んでいるが吐き気は止まらない。
2年前に出産して以来3カ月に1度の周期で吐き気が起こるが、いつもは2~3日で終わり病院に行くこともなかった。
- 施術
お腹の状態を確認すると硬く張っている箇所と触るだけで気持ち悪い箇所があり、そこを緩めるために膝と手の甲に鍼をしました。
お腹の硬さと気持ち悪さは取れましたが吐き気とめまいは変化ありませんでした。
腕に鍼をしたままお臍に塩灸をして終了しました。
【治療2回目】~1週間後~
前回の治療後次の日の朝は吐き気は少しあるものの食事をしても吐かなかった。その後3日後から吐き気は無くなったが、めまいはまだある。前回と同様の治療と、首の後ろが張っているのでそこを緩めるためにふくらはぎと足首の鍼を追加しました。
【治療3回目】~1週間後~
吐き気・めまい共にしていないが肩こりと胃の重さを感じるとのことで、前回と同様の治療を行いました。吐き気は落ち着いているため治療を終了しました。
- 治療後
胃腸の弱さと肩こりは中学生のころからありましたが特にケアはされてない様でした。
胃に優しい食事のアドバイスと少し筋肉をつける体操をご案内しています。
- その他
仕事と子育てにと忙しく疲れが溜まったのに気づいていなくストレスがたまったのだろうとご自身でも自覚していらっしゃいました。
鍼とお灸をすると身体が温まると言っていただけて良かったです。