- 来院
- 2021年 1月
- 患者
- 40代 女性
- 主訴
5年前に起業し友人3人で会社を経営している。
1年前から新しいプロジェクトを始めたがあまりうまく運んでいるとは言い難く毎日話し合ってはいるが解決していない。
半年前に胃腸炎で入院しそれ以来夜眠れなくなってきた。
入院中に軽い睡眠導入剤を処方してもらい眠れていたが退院後しばらくすると薬を飲んでも眠れなくなり飲む数が増えていった。
このまま薬の量が増えるのが怖くなり家族に紹介された鍼灸を受診された。
- 施術
頭はやや熱く汗ばんでおり反対にお腹と手足は冷えていた。こたつに入っていても足はぬくもらないようでした。
首と肩のコリも強く緊張していたが肩こりは全く感じていないようでした。
【治療1回目】
ベッドに寝ていただいたが身体の力を抜くことができず楽な姿勢が取れない程でしたので鍼の前に軽くストレッチと深呼吸をしてもらいお臍に塩灸をしたところ少しウトウトと眠っておられました。手足も温まってきたので背中とふくらはぎの緊張を緩めて終了とした。
【治療2~5回目】~1週間後~
毎週仕事終わりに同じ治療をした。- 治療後
だんだんと眠れない時間が少なくなってきました。
少し間隔をあけながら治療は継続中です。
- その他
夜寝る前にストレッチと深呼吸を続けてくれています。
眠れるツボがあるわけでなく体を循環させるように滞っているところを緩めていきます。
眠れなくなっている悩みを改善するのが1番ですが、それが出来ないのが悩みなため身体が過敏に反応しないよう仕向けていきます。