- 来院
- 2020年 7月
- 患者
- 30代 女性
- 主訴
生理前はイライラすることがあり「もうすぐ生理が来るんだな」と確認できる程度に思っていたが30歳を過ぎたころからイライラする気持ちが強くなったように思う。
1年前からは生理の1週間前から気持ちが落ち着かずイライラした後落ち込んだりと自分でもコントロールできない時もあり婦人科を受診してPMSと言われ薬を飲むようになり少し落ち着いてきた。
先月はイライラするのに加え頭痛と体のだるさがあり今月も同じ症状があった。
- 施術
軽いホルモン剤を飲んでいる。
以前のPMS症状は精神的なもののみで生理が来るとピタッと治まっていたが先月から身体的な症状も出てきたよう。
頭痛、身体のだるさや自覚はなかったが手足やお腹が冷たく、首の硬さもあり顔色が悪い。
自律神経とホルモンバランスを整え身体の循環を上げることを目標に治療した。
【通院頻度】週1~2回
【通院回数】6回
【施術】
しっかり睡眠がとれるように首肩の凝り緩め、背骨の緊張を調整した。
お腹に硬い場所があり柔らかくなるように緩め同時にへその上に塩灸をして温め全身の代謝を上げた。
お腹が柔らかくなったことで血流が良くなり手足の冷えや顔色も改善した。
- 治療後
週に1~2回と詰めて治療が出来たことで次月の生理前はイライラなどの精神的症状が少なくなり頭痛やだるさなどの身体的症状は出なかった。
- その他
PMS症状が強くなった要因はたくさんありますが、転職して引っ越ししたことによる不安感が1番大きかったのではないかと思われます。
薬ともうまく付き合いながら鍼灸治療も継続していく予定です。