- 来院
- 2019年 4月
- 患者
- 50代 女性
- 主訴
1週間前から左胸が痛くなってきた。
胸の痛みがだんだん強くなってきた感じがして肩甲骨周りにも痛みがある。
息を吸ったり吐いたりすると顔をしかめるほど痛みがあり肋骨にヒビが入っているのではないかと疑ったが、まずはいつもの鍼灸院で聞いてみようとお越しいただいた。
- 施術
息を吸うときが1番痛く、腕を上下に動かす動作でも痛みがある。
腕の動きも右に比べ可動域が小さいためまずは肩関節の緊張を緩ませるため足首に鍼をすると腕がスムーズに挙がった。
三角筋に痛みが1ヶ所の凝ったため背中に鍼をすると三角筋と肩甲骨の痛みが無くなった。
肋骨の痛みがある高さを確認し対応する脊柱に緊張が見つかったため鍼をして緩めた。
【治療2回目】~3日後~
肩甲骨の痛みは無くなったが左胸の痛みは半分ほど残っている。胸の痛む高さの脊柱を確認し緊張に鍼をして緩ませた。
首の前側と鎖骨の下が張っていたため手の甲と肘に鍼をして緩ませた。
胸の痛みが10→2になったので終了した。
- 治療後
以降痛みが出ていないため治療は終了した。
- その他
息を吸って肋骨辺りが痛くなるとすぐに骨折を疑うところだが、ぶつけた記憶もないしもし骨折していても特に治療は無いだろうと当院に相談いただきました。
腰や膝の調子が悪くなるとお越しいただいていたため最初にご相談いただけて嬉しかったです。
神経痛は疲れてくると起こりやすいですので睡眠不足や無理をしないよう気を付けて下さい。