- 来院
- 2019年 3月
- 患者
- 30代 女性
- 主訴
重いものを良く持つ仕事を始めてから、常に右腕が重だるい。
1週間前から右の指(特に親指)が痛く床の荷物を持ち上げようと掴んで力を入れると痛くて掴めない。
整形外科を受診すると腱鞘炎と言われ湿布をもらったが特に変わらない。
朝起きた時に親指に痺れたような感覚があったため来院した。
- 施術
手を握ってもらって確認すると握り始めに肘が上がり肩甲骨が少し上がり力が入ることが分かった。
日常から肩こりがあり肩甲骨周りが硬かったため背中の緊張が強くなり指を上手く動かすことが出来ず、慣れない力仕事で指に異常に力が入っていたため痛みが出たようだ。
肩甲骨の動きを出す目的で背中に鍼をした。
次に指を動かしてもらいながら背中に鍼をした。
背中の緊張が1ヶ所の残ったためスネに鍼をして終了した。
- 治療後
右手の指の痛みと動きの悪さ共に無くなったため治療は終了となった。
- その他
よく「指の痛みには指に直接鍼をしますか?」と聞かれます。
殆どの方で指ではないところに原因がありますので指に直接鍼を刺すことは少ないです。