症例紹介

朝目が覚めて起き上がろうとしたら天井がグルグル回るようなめまいに襲われてしばらく横になっていた。

めまいが続き吐き気があり何度か吐いた。

暫くして起き上がれるようにはなったがめまいと吐き気は続いている。

3日前から気温が下がり身体がだるくお腹も少し下していた。

めまいが起きる時特有の首の緊張があり緩ませるため足首に鍼をしてしばらく寝てもらい、起き上がるとめまいは無くなっていた。

お腹の状態を確認すると緊張した場所があり手の甲と膝に鍼をするとお腹が柔らかくなった。

めまいは無くなったが首と肩に少し緊張が残っていたためふくらはぎのも鍼をして緩めた。

嘔吐のためか呼吸が浅くなっていたので肘に鍼をして呼吸を整えた。

お腹が冷たかったため塩灸をして終了した。

治療後はめまいと嘔吐が無くなった。

春先はめまいを訴える方が多いです。

気温の急激な変化により首の緊張が起きやすくめまいを引き起こしている事が多くみられます。

薬を飲んでも良くならないめまいは首や肩を緩めることで改善することがあります。