症例紹介

昨日、靴下をはこうとしたら腰に痛みがあった。

そのまま靴下をはき立ち上がろうと力を入れたら腰が痛くなった。

腰の痛みはだんだん強くなり、今朝起きる時に一人で起きられなかった。

足を挙げて歩くと痛みが出るので引きずるように足を滑らせながら歩いている。。

痛む場所を確認すると右側がより痛く、身体を反らすのは痛いながらも出来るが前屈みにはなれない。

骨盤と腰の境目辺りが痛いとのことで臀部と膝回りを確認し鍼をすると少し前に屈めるようになった。

仙骨に痛みがあり、首と肩甲骨を確認し肩甲骨に緊張したところがあり鍼をした。

前屈は健康時の半分ほどまでできるようになった。

靴下をはく動作ではまだ痛みがある。

足を挙げる筋肉を緩めるため足の甲に鍼をすると足が挙げやすくなったが外へ倒そうとすると痛いためふくらはぎに鍼をした。

痛みは最初に比べ半分ほどになり靴下もはけるようになったため終了した。

【治療2回目】~1日後~
腰の痛みは無くなったが仙骨が痛い。

肩甲骨に鍼をして仙骨の関節の動きを良くし臀部と膝回りに鍼をした。

違和感は残るが痛みは無くなったため治療を終了した。

腰が痛くなる前も元々足が組めなかったが今は足が組めるようになっている。

朝起きてすぐ靴下をはく動作をすると、睡眠中に硬くなっている筋肉を急に引っ張ることになり痛みが出やすいです。

腰痛が気になる方は特に朝起き上がる前に少しストレッチをするのが良いです。