はりきゅう処 群青

症例紹介

閉経してからダルさが抜けない

来院
2018年 7月
患者
50代 女性
主訴

3年前に閉経を迎えその頃から疲れが取れにくくなってきた。

半年前から仕事の小さなミスにも落ち込み周りの目が気になってしょうがない。

朝起きた時のダルさからか朝食の支度をする気になれずコーヒーを飲むだけで出かけそんな自分に余計に落ち込んでいる。

朝食を食べなくなってから便秘がちになり市販の便秘薬を飲むことが多くなってから胃腸の調子も悪くなってきた。

友人に相談したら自分も更年期症状で辛かった時に鍼で良くなったと勧められ来院された。

施術

自覚はなかったが肩と首が硬く顔を後ろに振り向かせる動作がしずらいので背中に鍼をすると振り向く角度が大きくなりました。

背中も張って盛り上がっており呼吸が浅く夜中に何度も目が覚める。肘と仙骨に鍼をして緩めました。

お腹を触診すると硬くなってる場所があり対応する足首と膝上に鍼をしました。

【治療2回目】~2週間後~
1回目の治療後特に変化は感じてなかったが2週間たって夜中に目が覚めてないことに気付き鍼の効果があったのかも?と来院されました。

前回と同様の治療を行いました。

【治療3回目】~1週間後~
睡眠は良く取れていて朝のダルさが少し楽になってきた。

首の動きは良くなっているが腕を動かすと肩が痛いので足首と腰に鍼をすると腕の動きが良くなり肩の痛みも軽減しました。

お腹の硬いところに対応する足に鍼をして、お腹と足首にお灸をして終了しました。

【治療4回目】~2週間後~
調子が良い。

朝のダルさは少しあるが落ち込みは少なくなってきた。

前回と同様の治療をしました。

治療後

ダルさも落ち込みも少なくなってきたので月に1回のペースで様子を見るようにお話ししました。

その他

友人も同じような症状があって辛い思いをしていたことを知って自分だけじゃないんだとほっとされていました。

更年期症状はなかなか周りの人に理解してもらえなく、「なまけてる」や「やる気が無い」と思われがちでつらい症状を我慢されてる方が大勢いらっしゃいます。

鍼灸で症状を軽くできますので早めにご相談いただけたら嬉しいです。

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