はりきゅう処 群青

症例紹介

膝が痛くて正座ができない

来院
2018年6月
患者
40代 男性
主訴

1か月前から左膝の裏が痛くなり曲げるのに違和感があった。

膝の裏が腫れているようで様子を見ていたが腫れがだんだん大きくなってきて正座ができないほどになった。

施術

右に比べ左膝の裏が大きく硬い。

直接触っても特に痛みはなく熱感を少し感じる、膝を曲げる動作で痛みが出る。

お尻と腰に鍼をして確認してもらうと最初より半分ほど曲がる。痛みは無くなったが突っ張ったような感じで半分以上は曲げられない。

腰かけた状態で曲げてもらう(あぐらをかくように)と脚が開きずらいため曲げられないよう。
膝の内側に鍼をして曲げてもらうと脚は少し開けるようになる。

腫れがあり少し熱感もあるので炎症もあると思い左手に鍼をして終了しました。

5日おきに同様の治療を3回続けて正座ができるようになったので終了しました。

治療後

膝が痛くなる前に踵が痛くかばうように歩いていたのが発症だと思われます。

つま先に重心がかかり腰やお尻の筋肉に余計な負担が重なって膝痛が出たと思われます。

腰は要の場所で真ん中のバランスが崩れると上下に痛みが出ることが多いです。

その他

膝が痛くなる原因は膝ばかりとは限りません。

腰や股関節が原因の症例でした。

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