はりきゅう処 群青

症例紹介

眠れない日が続き頭痛がする

来院
2017年12月
患者
50代 女性
主訴

年末で忙しく仕事も家事もやりたいことはいっぱいあるが全く手につかずイライラした日が続き夜中に何度も目が覚め疲れが取れない。
そんな日が1週間ほど続き頭痛が始まった。

5年前から寝れないことはよくあり睡眠導入剤を常用しており半年前までは毎晩飲んでいたが最近は飲んでいなかった。1週間前から1日おきに睡眠導入剤を飲んでいる。

頭痛があると仕事中にイライラするので朝と夕方の2回ロキソニンを飲んでいる。

このままずっと薬を飲むのが嫌になり鍼灸は受けたことが無いが友人に勧められ来院された。

 

施術

首の後ろ側に特徴的な硬結がありそれを緩めるやめに足と手の甲に鍼をすると、まぶたが重くズキズキしていたものが無くなった。

肩こりの自覚はないが肩甲骨周りにコリがありそれを緩めるために腰に鍼をすると、呼吸が楽になってきた。

生理も不規則になってきたとのことで、足とお腹にお灸をして治療を終了しました。

自宅でも毎日お灸をしていただくように手と足に印をつけ毎晩寝る前にお灸をしています。

1週間後に同様の治療をしました。前回の治療の日は晩御飯を食べてる途中から眠気が強くなりお風呂も入らずに眠ったようです。その後3日間はよく眠れたが4日目から寝つきに少し時間がかかった。頭痛は変わらず毎日している。

同様の治療を1週間おきに4回行いました。

睡眠は、たまに寝つきの悪い日もあるが導入剤を飲まなくても眠れている。

頭痛は天気の悪い日以外はほぼ起こらないとのことで定期的な治療は終了しました。

 

 

治療後

人の話を聞くのが仕事のため忙しくなるとストレスがたまり目がかすんでくると早めに来院されています。

頭痛も不眠もたまにはありますが薬を飲むことは無くなったようです。

1番変化を感じてるのは、湯たんぽをして靴下をはかないと寝られないくらい冷え性だった手足の冷たさがなくなり裸足で寝られています。

 

その他

ご自分では全く自覚していなかった首・肩のコリと女性ホルモンの減少が頭痛と不眠の原因だった症例です。

自宅灸は気に入って下さり毎日続けています。

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