はりきゅう処 群青

症例紹介

ばね指

来院
2018年3月
患者
60代 女性
主訴

腰痛で通院いただいてる患者さんから治療後にばね指であることを聞いた。

鍼灸で治るとは思っていなかったので今まで言われませんでした。

もう何年もばね指だそうです。

施術

治療後に動きを確認していただき少しおしゃべりをしていた時に、右の薬指が何年も前からばね指であると聞き、指を曲げるとすぐには伸びずカクンとひっかかる。

背骨を確認すると右側に硬くなっているところがあり鍼をしたところ指がスムーズに動き始めた。

鍼をしたまま指を動かし続けていただくと引っ掛かりがなくなった。

【2診目】1週間後
前回全く引っかから無かった指が半分ほど戻ってきている。

背骨の他にも原因があると考えて肩甲骨周りを詳しく触診すると顕著なコリがあり鍼をしました。

1診目と同じ背骨の右側もまた同じところが硬くなっていたため鍼をしました。

その後腰痛治療と同時にばね指も治療していき4回目以降症状は出ていません。

治療後

元々の主訴である腰痛のメンテナンスのため定期的に来院いただいておりますが、ばね指の症状は指を酷使した時に少し違和感が出る程度に落ち着いています。

仕事柄どうしても指を使うのでこれからもしっかりメンテナンスしていきたいです。

その他

何度も来院いただいているのに、ばね指の事を気づけなかったことに反省しております。

指の症状は鍼灸の得意分野ですのでぜひご相談いただきたいです。

 

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